日々是日記の日記

日常のあれこれをつぶやきます

アダルトチルドレン

突然ですが、僕は自分のことをアダルトチルドレンだと思っています。そう思う理由は、どこに行っても人間関係がうまくいかないからです。これは自分のコミュ力の問題なのか、性格の問題なのか、分からないですが、その分からないということがまた怖いのです。普通になりたい。どうしてほかの人はあんなに楽しそうなのに、あんなにたくさんの仲間に囲まれているのに、自分は独りぼっちなんだろうと思い、生きています。正直、小学生の頃はそんなことは考えて居ませんでした。中学生になり、友人関係がうまくいかず、その時は初めての経験だったので、たまたま運が悪かっただけ、少し目立ち過ぎてしまったからだと考えて居ました。しかし、そこからの人生、人間関係に不全感を感じて生きてきました。今でも変わりません。いつの間にか避けられ、疎まれ、嫌われている(これは自分が思っているだけらしい)のです。避けられ、疎まれているのはわかります、しかし、原因がまるで分らないのです。自分なりに考えて、相手の話を聞くようにしようとか、自分の思ったことを素直に言ってみようとかするのですが、そういったことをしていても、もちろん何かが劇的に変わるわけではありません。そのうちに疲れて、「なにしてんだろ」とか、「無意味なことをしている」と感じるようになります。「いつもと違った変なことをして恥ずかしい」と思うときもあります。でもやめられないのです。ほとんど無意識にそんなことを繰り返しています。そして、普通になりたい、一人前になりたいという気持ちの裏で、一人でいたい、もう無理だ、嫌だという気持ちを抱えています。そのうちに自殺を考え始めて、死ぬのは痛いのかなと想像をしてみたりしています。まあ、多分、自殺はしません。しかし、夢も希望もありません。

 

私には親がいます。兄弟がいます。しかし、あるときから心を閉ざしてしまいました。母親を除いて。この家族は、どこかおかしいです。小さいころ、説明はできないけど、家の空気が嫌いでした。休日になるとどこかに出かけるのに、空気が重い。父親は自分勝手でたまにすごく怖く怒るし、母親は不満そうな、説明のできない暗さを持っていました。父親の前でなんて好きにふるまえないし、母親のところに行くしかありませんでした。それはそれで、兄弟間で母親の取り合いになり、きっと自分は心の中で、「別にこんな母親だって好きなわけじゃない!!」と思っていました。しかし、母親に懐くしかなかった。自分の幼少期を一言で表すと「不満」だったと思います。よく考えれば、子供に好かれている自分、子供に良くしてあげている自分に酔っている母親は嫌いでした。別に父親も好きなわけじゃない。じゃあ黙っているのか。何もしないよりは、母親に愛情を求めた方がマシだと思っていたと思います。

 

つまらない。単純にそう思っていたと思います。自分はほかの家族がどんななのか知りません。なので、自分の家族がおかしいのかどうかもわかりません。ただ、だるかった。自分には言葉がなかったように思います。ある時、気づいてしまったことがあります。まだ小さいころ、母親が一番下の弟に歯磨きをしてあげていた時の事、その頃はまだ自分も歯磨きをしてもらっていたか、ちょうど自分でできるようになったときでした。母親は、とてもいとおしそうに弟の歯磨きをしていました。自分にとって、そんな母親の顔を見るのは初めてだった気がします。そこで自分は、弟の歯磨きが終わるや否や母親に歯磨きをしてもらいました。しかし、僕の歯磨きはちょっと磨いただけで終わってしまいました。「なんで僕の時はそんなにそっけないの?」と言えればよかった気がします。しかし、当時の自分は何も言いませんでした。それから、あきらかに弟が可愛がられている場面が増えました。僕は内心不満でした。しかし、早く大人になろうと思いました。

 

結局、自分は人間関係が築けないことが苦痛でなりません。それは、人あっての人間ですから、自然なことだと思います。しかし、原因も分からない、このまま苦しみながら死にたくはありません。家族に問題があるならキチンと話すべきだし、自分に問題があるなら、それはそれで受け入れていけばいいと思います。しかし、原因は分からないがとにかく変。普通じゃない。この状況を変えたいと心から願っています。

 

この記事は、自分の気持ちを整理し、もやもやのはけ口になればと思って書きました。もし気分を悪くされた方がいましたら、申し訳ありません。